2007 September

Paris

   
 
 
9月に入ると友人たちが次々にパリに戻ってくる。最近私の周りで流行っているのが、ゴージャスな中東の旅。このリュックスな旅の雑誌もやはり特集は中東。「東京の帰りにドバイに寄らない?」

 

Paris

 
 
グラン・パレにて、サルコジ大統領の就任以来初めての文化的行事、サロン・ド・コレクショナーの オープニングへ。アンティークギャラリーがひしめき合っている我が家のご近所がそのまま移動してきたよう!そこココで友人に会い、9月も始まった実感。こ ういうアンティークがきちんと「売れていく」ことに驚きつつ、ふんだんに振舞われるシャンパンと素晴らしいアミューズ・ブーシュにも舌鼓!

 

Paris

 
 
 
9月恒例のサロン、メゾン・エ・オブジェが始まる。壮大なスケールで世界中からバイヤーが集まる。スガハラ工芸硝子のスタンドは主人のデザインなので、表敬訪問に。もうお付き合いも長いけれど、コンスタントに高品質の作品を発表していくのは大変な事。今回は、ちょっとワインなどを頂けるお楽しみも・・・。作る側が楽しんでいる事、コレは物作りでとても大切な事だと思う今日この頃。

 

Paris

 
 
 
学生の頃、丹下健三先生の事務所で模型のお手伝いをしていた時からののお付き合いの彫刻家、テェリー・ヴィデ氏もメゾン・エ・オブジェに出展しているとのこと、早速スタンドに伺う。イタリア広場の丹下先生の作品のタワーの金属の彫刻は氏の作品。その模型は当時21歳だった私が作った。懐かしいね・・・とご子息のJ.セバスチャンと。

 

Paris

   
 
 
友人のホテルの社長さんから、今年もルレ・シャトウの新しい年鑑を頂く。私のビジューも、某ホテルに入っているけれど、素敵なお客様のつながりが出来て嬉しい。新しいホテルもいいけれど、私はやっぱり「老舗」が好き。さりげないけれど上質で繊細、軽やかなサービスは、私の作品にも目指して居るイメージ。

 

Paris

 
 
 
取材の要、サンジェルマンの老舗のブラッスリーの撮影。私がブティックを買ってから、もう15年以上のお付き合いのG社長。ツーショットはなかなか恥ずかしいけど、今まで本当に良くして頂いた。今回もこんなに早朝の撮影だというのに・・・。最近出版された本も頂いて「サインしてもいい?」と相変わらずお茶目なG社長。撮影もすっかり和やかに進む。サンジェルマンの歴史の生き証人とも言えるこの本。

 

Paris

 
 
グランパレのサロン・ド・コレクショナーに再びクライアントをお連れする。アンティークと一口に言っても、それぞれコレクションしている時代や、作風、作家など皆さんメモを持って買い付けている。オープニングは夜だったので、ドラマティックだったけれど、自然光で見るレリーフなどその精巧な細工に感動する。

 

Paris

 
 
expo index
友人がメインキューレーターを務めるギャラリーの、チャイニーズ・コンテンポラリー・アートの展覧会のオープニングへ。シャンゼリゼとアヴェニュー・モンテーニュ、サンジェルマンから来るととっても華やかに感じる!貴族の館だったところをそのままギャラリーにしているだけあって、その部屋数も、レリーフなどの調度品も素晴らしく、その中にチャイニーズ・コンテンポラリー・アートという組み合わせも面白い。上海から戻ったばかりのP氏と久しぶり・・・と近況をお喋り。相変わらずゴージャスなこのギャラリー、最後までふんだんにシャンパンが空け続けられて!
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